[前編] 2年後のあなたはどう輝いているか? 100万人に1人のレアカードを目指せ!

2017/11/23

仕事のあり方が急速に変化する時代の中で、
“生き残る”だけでなく、もっと“輝ける”方法があるとしたら……!?

そんなミラクルが現実に可能だということを明確に示してくれたのが、
11月2日にベルサーレ九段下で開かれた「知識創造サミット2017」。

今年で3回目を迎えた「知識創造サミット」は、
NHK「しごとの基礎英語」や各局のニュース番組等で注目を集めている
堀口ミイナさんがモデレーターを務め、華やかな雰囲気でスタートしました。

冒頭の開会宣言では、神田昌典が「AI時代においても価値を生み続けるためには、
それぞれ独自の分野で、第一人者になるしかない」
と断言。

「2年以内に、未来に価値を生む、第一人者になるには?」をテーマに、
すぐれた講師陣の講演が続きました。

第一部のトップバッターとして登壇したのは、特別ゲストとして迎えられた、
奈良市立一条高等学校校長の藤原和博さん。

神田の掲げたテーマを受け、藤原さんは
「これからの時代に、さらに稼げる人になりたいのなら、
100万人に1人の“希少性”を持つこと」
と、説きました。

100万人に1人というのは、オリンピックメダリスト級のレアカードだそうで、
これは「3つのキャリアを掛け算する」ことで実現可能になると藤原さんは言います。

「誰でも1万時間その仕事に取り組めば自分のものになり、
その時点で、100人に1人の存在にはなれる」。

つまり、20代で一つの仕事をマスターし、
30代では関連業務でもいいので、もう一つの仕事をマスターする。
この両足の軸がしっかりできたところで、40代に新たな仕事へとジャンプする。

これで「100分の1×100分の1×100分の1」となり、
100万人に1人の価値を得ることができるというわけです。

実は、藤原さんご自身が、その方法論を実際に体現しています。

藤原さんは、20代でリクルート社の営業に就き、
30代で同社のマメジメントに携わりました。

その後、リクルートを退社し、試行錯誤を経て、
47歳でこれまでとはまったく異なる教育の世界に飛び込んだのです。

2003年、東京都初の民間人校長として杉並区立和田中学校の校長に就任した藤原さんは、
画期的な改革を次々と実行し成果をあげ、文部科学大臣賞二冠をはじめとする
数々の教育賞をさらったことでも知られています。

統廃合寸前だった和田中は偏差値も飛躍的に伸び、
学区外からの入学志願者が殺到したと、当時はニュースになっていました。

「9割の人が、無理だからやめろと言いましたよ」と、藤原さんは振り返ります。

「しかし、営業とマネジメントをマスターしただけでは、ほかにもできる人はいっぱいいます。
だから、この3歩目のジャンプを、より高く、より遠くへ飛ぶのがポイントなんです。

近いところだと人生が広がらない。
それに、不利な勝負であればあるほど、味方がたくさん集まってくれる」。

当日集まった250人の参加者プラス2000人のオンライン参加者に向けて放たれた、
藤原さんの熱のこもったメッセージに、会場の空気は一気にヒートアップしました。

続く第二部は、「どうしたら100万人に1人のレアカードになれるのか?」の、
具体的なヒントにフォーカス。

日本とトルコのハーフで5カ国語を話すマルチリンガルとして、
メディアで活躍する堀口ミイナさんも参加し、ご自身の体験談を語ってくれました。

次回はその模様をお伝えします。どうぞお楽しみに。

▼大前研一氏によれば、「優秀なリーダーはみんな「学びの天才」であり、
とくに「スピードラーニングの達人」であるとのこと(『稼ぐ力』より)。

堀口ミイナさんも身につけた「フォトリーディング」は、
究極のスピードラーニングです。
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