異端と呼ばれた男の素顔とリーダー論 ――『経済界』2017.10月号で松井証券の松井社長と対談!

2017/9/4

『経済界』2017年10月号
異端と呼ばれた男の素顔とリーダー論
―― 松井 道夫・松井証券社長

古い慣習にとらわれない施策を次々に実行し、
ネット証券会社の草分けとして業界に風穴を開けてきた松井道夫氏。
その実績と業界に与えた影響の大きさについてはあらためて説明するまでもないだろうが、
その言動から異端視もされてきた。
独特の空気をまとう証券業界の風雲児の哲学に、神田昌典氏が迫る。

雰囲気に押されて社長業を継ぐことに

神田: そもそも松井社長は、先代社長の婿養子として松井証券に入社されましたが、
結婚の段階で社長になることは決まっていたのでしょうか。

松井: 全くそんなことはありません。
玉の輿に乗ったと言われることもありますが、
結婚当初は、務台(むたい)というのが私の旧姓でした。

結婚してしばらくしてから継ぐという話になり、
社長になったら「松井証券の務台です」と名乗るのも面倒臭かったので、
松井姓を名乗ることにしたんです。

神田: 面倒くさいとは意外な言葉ですね。

松井: 社長になることにしたのも、面倒臭かったからです。
私は日本郵船の社員でしたが、
たまたま結婚相手が松井証券の二代目社長のひとり娘だった。

先代からは一言も「継いでくれ」とは言われませんでしたが、
義母と妻は暗にそんな雰囲気を出していました。
誰もそれを言葉にしないけれど、雰囲気は伝わってくる。

そんな状況が面倒くさくなって、私の方から「継がせてください」とお願いしたんです。
すると、先代は「おやんなさい。でもつまんないよ」と。
呆気にとられましたね。

▼続きは経済界オンライン↓からどうぞ!
http://net.keizaikai.co.jp/archives/26367

※松井社長が子どもたちに勧めたい本は……『数学おもちゃ箱』



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