Vol.183 ファンが自社を宣伝する? The Messenger is The Message

2018.1.21

 

The Messenger is The Message ファンが自社を宣伝する?


 

原題 The Messenger is The Message: How to Mobilize Customers and Unleash the Power of Advocate Marketing

著者 Mark Organ, Deena Zenyk

マーケティングオートメーションの先にある
マーケティング手法が実験し始められています。
あなたの会社のファンを分析することで、売り上げが上がります。

…by 神田昌典

今、購入のきっかけとして重視されているのが、
実際にその商品やサービスを購入した人の「声」。

これまでも、「お客さまの声」をホームページなどに掲載している企業はありましたが、
これからは、企業の商品やサービスを購入・体験して、その会社のファンになった人が
自ら他の人たちに紹介していくという循環がとても重要になってきます。

あなたの会社を好きになり、他にも紹介したい!という人が12%増えるだけで、
あなたの会社の売り上げが2倍に上がるという、驚きの調査結果が出ているのです。

それでは、ファンを作り、その人たちが周りに対して
あなたの会社の宣伝をしてくれるために、どうしたらいいのでしょうか?

その秘訣が書かれているのが、今回ご紹介する
『 The Messenger is The Message 』です。

著者はマーケティングオートメーションの会社、
「 Eloqua 」を立ち上げた、Mark Organ氏。

彼が「 Eloqua 」を Oracle に売却後、
新たに立ち上げたのが「 Influitive 」という会社です。

この会社が提唱し、サービスを提供しているのが、アドボカシーマーケティング

顧客を第一に考え、彼らのニーズを満たし、ファンにしていくことで
信頼関係を結んでいくマーケティング手法です。

これまでもアドボカシーマーケティングは存在していましたが、
ビジネス規模が小さい、お客さまの顔がわかるような、
顧客との距離が非常に近い会社で使われていました。

一般的に、会社の規模が大きくなればなるほど、
顧客との距離が離れてしまい、信頼関係を築くことが難しくなります。

しかし、デジタルが進化してきたことで、
多くの顧客の中からでも、ファンになる人の購入パターンや
発言パターンを割り出せるようになってきました。

すると、どのようにファンを作り、信頼関係を構築すればいいのかが、
浮かび上がってきたのです。

この循環を作ることができれば・・・
あなたの会社の売り上げが格段に変わりますよ。

「実学M.B.A.」のメンバーは、神田昌典による本書の紹介&日本での活用アイデアを、こちらからお聞きいただけます。

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