vol.305 社会変革をもたらす ChatGPT の可能性 ChatGPT for Nonfiction Authors

2023.3.5

 

原題 ChatGPT for Nonfiction Authors: How to Use ChatGPT to Write Better, Faster,and More Effectively (Tips and examples that help you generate ideas, research topics, and maximize your productivity)

著者 Hassan Osman

2023年は、後に振り返ってみると爆発的な進化が始まった年として記憶されているだろう。
その主役はChatGPT。
これは、Google誕生以上の衝撃だ。

…by 神田昌典

今回ご紹介する本は、今話題の自然言語処理技術を使ったチャット技術「ChatGPT」に関する内容です。

タイトルは『ChatGPT を使ってノンフィクション本を書く』。
なんと、この本自体がChatGPTを使って書かれています。

タイトルだけでなく、副題や章立てにもChatGPTを使い、
今までより何倍も早く書けるようになったと著者は言います。

ChatGPTを前にしたとき、私たちには2つの選択肢があります。

1つは、恐れる or 見ないふりをする or 過去からの現状維持をすること。
もう1つは、新しい技術を使って人間の可能性を広げていくことです。

神田さんは、ChatGPTによって消えていく職業は相当数あり、
もはや産業革命、社会革命だと見解を述べています。

この本には、ChatGPTを使ってできることと、その活用のポイントがいくつも紹介されています。

神田さんも、自身の創作活動と照らし合わせながら、ChatGPTの可能性を実感するとともに、
クリエイティブな仕事はまだAIに凌駕されないだろうと思っていたが、幻想だったと語ります。

さらに、文章を書くことに関して、ライターが今後どのように対応すべきかについてもアドバイスしています。

完璧とも思える文章を書くことができるChatGPTですが、非常に重要な点として、
ChatGPTで書かれた文章を自分の著作権にできるのか?という問題があり、
それに対する著者の見解が示されています。

最後に、神田さんは、ChatGPTによって文章を書く概念が大きく変わり、
また顧客獲得のプロセスよりも、顧客を成功に導くプロセスに比重が完全にシフトしてくると指摘します。

ChatGPTの登場は非常にインパクトが大きく、
これがビジネスにどう活用されるかについて、もう一冊紹介したいとの事ですので、
楽しみに待ちたいと思います!

 
 

Amazonへのリンクについて:アルマ・クリエイション株式会社は、Amazonアソシエイトとして適格販売により収入を得ています

「実学M.B.A.」のメンバーは、神田昌典による本書の紹介&日本での活用アイデアを、こちらからお聞きいただけます。

トップマーケッター神田昌典の、過去20年を超えるノウハウ宝庫「実学M.B.A.」を
まだ体験されていないなら、いまなら無料(0円)でお試しできます

実学MBAお申込み



MAIL MAGAZINE・SNS
メルマガ・ソーシャルメディア


メルマガ一覧を見る