vol.304 戦略的に受賞を狙うメリット Win!

2023.2.19

 

原題 Win!: Raise your profile and grow your business by winning awards

著者 Donna O’Toole

意図的に賞を受賞しようとするのは手間とコストから敬遠されがちだ。
しかし、戦略的に受賞を狙うことで多くの効果がある。
あなたも、守りを強化する意味で受賞を考えてみてほしい。

…by 神田昌典

今回ご紹介する本のタイトルはシンプルで、『勝つ』。

副題は「賞を受賞することによって、あなたのプロフィールを高いものにして、
そしてまたビジネスを成長させる」で、受賞戦略に関する内容です。

受賞戦略に関する本は日本では見かけませんが、
神田さんは、この本から、日本ではまだ展開されていない面白いビジネスモデルを知ることができると述べます。

この本で解説されているユニークな概念に「アワードペルソナ」があります。

これは、クイズに答えていくと、性格診断のように、
あなたがどういう人か、どういう賞が向いているかがわかるというもの。

そして、その様々なタイプの分析と、タイプ別に適した賞が紹介されています。

受賞を目指すことは、費用対効果や労力の問題から敬遠されがちです。
しかし著者は、受賞によるメリットは、自社のためではないと言います。

企業が何を目指しているのか、どういうステージにいるのかによっても、
目指すべき賞は違うのだそうです。

さらには、受賞するために必要なプロセスと、それを明らかにするための質問が
セットで紹介されています。

受賞を狙う目的にもいくつかあり、戦略的な優先順を明確にすることが必要との事。

神田さんのクライアントにも、グッドデザイン賞にチャレンジして成果を上げた会社があり、
その具体例も示されています。

また、神田さんはアワードを主催する側に回る戦略も有効だと指摘します。

このように、受賞を戦略的に使うと大きな効果があるので、
この本をきっかけに、ぜひ、あなたの会社でも受賞を目指してみてはいかがでしょうか?

 
 

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